ECサイトのSEO対策とは

SEO ECサイトで行うべきSEO対策

ECサイトの運営に取り組んでいる皆さん、ECサイトのSEO対策はできていますか?
ECサイトでのSEO対策は売上に直結する欠かせない取り組みです。今回の記事ではAmazonや楽天といった超大手ECサイトではなく、自社のECサイトを保有している企業様向けのSEO対策の取り組み方の解説を行います。

ECサイトのSEO対策とは

ECサイトを運営する上で、Googleといった検索エンジンでの検索結果からのトラフィックは売上に直結する重要な要素です。そして、自然検索からの流入を増やす為には検索結果で上位表示を獲得しないといけません。この上位表示を獲得するための取り組みをSEO対策と言います。SEOと聞くと難しそうと思われる方も多いかと思いますが、今回は難易度別に取り組み内容を紹介していきますので、取り組みやすそうなものから取り組んでいきましょう。

ECサイトのSEO対策(Novice)

この項ではSEOについて知識があまり無くても取り組める施策を紹介致します。

ページタイトルをクリックしたくなるキーワードに設定する


タイトルに設定するキーワードは検索結果で上位掲載を取得するために重要です。Googleはタイトルや見出しに含まれているキーワードをそのページの重要な内容としてデータベースに登録します。また、ユーザーがページをクリックするかを判断するうえでもタイトルは非常に重要であり、ユーザーのニーズを考慮したタイトル設定をすることが重要です。

以上を踏まえて、上位掲載を狙うために設定するキーワードは「ロングテールキーワード」です。「ロングテールキーワード」とは「折りたたみ 自転車 人気」のように3つの単語で構成されており、Google検索では月に100回〜1,000回程度しか検索されないキーワードです。
ロングテールキーワードは競争相手が少なめで上位掲載を獲得しやすいうえ、検索したユーザーのニーズがハッキリしているので購入に至りやすい傾向にあります。

ロングテールキーワードの見つけ方

続いて、実際にロングテールキーワードを見つける2つの方法を紹介します。

  • サジェストキーワードを活用する

    サジェストキーワードの画像
    Google検索エンジンによるサジェストキーワード

    サジェストキーワードとは、上画像のように入力した文字に対して検索候補を教えてくれる機能です。
    この機能を活用すると、どのようなキーワードが検索されているのかという傾向が分かります。

    さて、これらのサジェストキーワードを一括でファイルとしてダウンロードすることができる「ラッコキーワード」というツールを紹介します。

    ラッコキーワードの画像
    参考:ラッコキーワード

    今回は「カラコン 人気」と検索をしました。検索をした結果は次画像のようにキーワードの候補が表示されます。

    ラッコキーワードの画像
    ラッコキーワードの検索結果画面

    右上の「CSVダウンロード」をクリックすると、検索結果をcsvファイルとしてダウンロードする事ができます。csvファイルはExcelなどの表計算ソフトで開くことが可能です。


  • キーワードプランナーの利用

    キーワードプランナーとはGoogleが提供しているキーワード検索ツールで、ユーザーがGoogle検索でどんな検索をしているかを調べることができる機能です。先程紹介をした「ラッコキーワード」で見つけたキーワードの検索ボリュームを把握することにも活用できます。キーワードプランナーの登録方法や活用方法は別記事で解説しているので、そちらをご確認ください。(>【2021年度版】キーワードプランナーの登録方法と使い方を解説します!)

    キーワードプランナーの検索結果

ECサイトのSEO対策(Intermediate)

  • 商品画像にテキストの説明を追加

    Googleは各WEBページの内容を把握してデータベース登録するインデックス登録という全てのWEBページにおこないます。その際、画像や動画は内容をページ作成者の意図通りに把握してもらえない場合があります。そこで、この問題を防ぐ手段として画像に説明文を追加して、その画像を用意した意図を説明します。画像への説明文を追加するにはタグの中にalt属性のテキスト文を追加します。テキスト文の内容把握は大得意なので、alt属性の説明文を追加して正確に内容を把握してもらえるように補助しましょう。
    【書き方例】<img src=”example.png” alt=”exampleの説明をした画像”>

ECサイトのSEO対策(Advanced)

サイトのモバイルフレンドリー対応

モバイルフレンドリーとはモバイルサイトでも見やすい画面レイアウトになるようなサイトデザインを取り入れる事です。GoogleではWEBサイトにレスポンシブデザインを取り入れる事を推奨しています。事実、海外のSEOツールを提供している企業の調査によると、Googleでの検索は全体の65%がモバイル端末(スマートフォン)で行われているという調査結果がでています。このことからECサイトに訪問するユーザーの多くがスマートフォンを使用していることが想定されます。そのため、モバイルフレンドリーなサイトにしてスマホユーザーにとって使いやすいページにすることがSEO対策だけでなく、売上を向上させるために重要です。

自社のWEBサイトがモバイルフレンドリーか、を調査するにはGoogleが公式で提供している「モバイルフレンドリー テスト」が有効です。モバイルフレンドリーテストの検索ボックスに対象WEBサイトのURLを入力して「URLをテスト」をクリックするだけで計測ができます。

モバイルフレンドリーテストの画像
モバイルフレンドリーテストのTOP画面(https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=JA

さて、弊社のカラーコンタクトのECサイトを計測した結果は以下のとおりです。

モバイルフレンドリーテストの結果の画像

モバイルフレンドリーテストの結果、弊社のECサイトはモバイルフレンドリーであるということが判明しました。モバイルフレンドリーテストではテスト結果を元に改善点も教えてくれるので、結果がモバイルフレンドリーでは無いと判定された場合は、それらのレポートを確認しながら課題点を修正していきましょう。

ページ表示速度の向上

Googleはページ読み込み速度の早さを大切にしており、これはSEO対策でも重要な要素であると考えられています。ページの読み込み速度の計測にはGoogleが提供している「Page Speed Insights」というツールが用意されています。

PageSpeedInsighntの画像
Page Speed InsightsのTOP画面(https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja)

Page Speed Insightsの使い方も非常に簡単で、検索ボックス内に計測をしたいWEBサイトのURLを貼り付けて「分析」をクリックするだけです。計測を行うと下図のような結果が表示されます。

PageSpeedInsighntの画像

計測の結果、弊社のコーポレートサイトの場合はスコアが「94」ということで読み込み速度が十分早く、SEO上で不利に働くことは少ない事が分かりました。
Page Speed Insightsもモバイルフレンドリーテストと同様で、結果を元に改善すべき要素をレポート表示してくれます。スコアが低かった場合は、レポートを元に1つずつ問題を解消して、読み込みの早いサイトへと修正していきましょう。

リッチリザルトの使用

リッチリザルトとは掲載される検索結果に情報を付加させて、ユーザーがクリックする前段階で情報を得られる機能です。下画像は商品に関するリッチリザルトで、価格や口コミや評価などが表示されるようになります。導入難易度は高めですが、リッチリザルトを表示させることで受けられる恩恵は大きいので特にオススメの方法です。

参考:Google検索セントラル|「リッチリザルト:商品」

まとめ

ここまで紹介したように、SEO対策を実施する事は売上を向上させる事に直結します。SEO対策はすぐに効果が出るものではないので継続をすることが求められます。直ちに売上を伸ばしたい場合はWEB広告を出すということも有効です。ECサイトへの流入を増やし売上を拡大できるように取り組んでいきましょう。