Twitter公式アカウントの有効活用方法の解説!

SNSはユーザーからの評判を集め、集客に繋げるツールとして効果的なメディアです。今回の記事では数あるSNSツールの中でもTwitterの公式アカウントを保有するメリット・デメリットや成功事例、実際に投稿する内容について解説を行います。

公式アカウントのメリット

Twitterを見ていると大手企業が公式アカウントを用いてイメージアップ戦略に取り組んでいるのは良く目にしますよね。成功事例として有名なのはシャープ株式会社のTwitterアカウントです。

シャープ株式会社のTwitterアカウント(@SHARP_JP)

21年5月現在で82.6万人ものフォロワーがおり、総ツイート数も16.8万件とTwitter運用に注力している事が分かります。その他企業も公式アカウントで情報発信に取り組む企業が多いです。 さて、企業公式アカウントを保有する事のメリットはどこにあるのでしょうか?以下で説明していきます。


  • 認知度が向上する

    SNSで役に立つ投稿やユニークな投稿をすると、あっという間に拡散されて多数のユーザーの目に留まり認知度の飛躍的に向上します。先程例に挙げたシャープ株式会社の場合、除湿機の案内を行う投稿が3,999回も良いねがされています。


    シャープ株式会社が除湿機を取り扱っている事を知り、これからの梅雨の季節に備えて「除湿機が欲しいな〜」という気持ちが起こったユーザーも少なくないでしょう。

  • ユーザーからの評判を獲得できる

    SNSはユーザーとの距離感が非常に近いツールです。 普段からユーモアのある投稿や、季節に合った投稿(エイプリルフール、ハロウィン、クリスマスなど)を続ければユーザーが企業のファンになってくれます。井村屋株式会社の公式アカウントの場合、ゆるい投稿がユーザーに受け入れられて21年5月現在で16万弱ものフォロワーを獲得しています。

    井村屋株式会社の公式Twitterアカウント(@IMURAYA_DM)

  • KPIやKGIを設定しやすい

    ユーザーが企業に感じる親近感や愛着を「フォロワー」という数値で確認する事ができます。また、Twitterアナリティクスを活用すれば自分の投稿に反応した人の数といったデータの分析や解析する事が可能であり、ユーザーが好む投稿内容の傾向などを把握する事が可能です。これらの理由より、Twitterを運用する上でのKPIやKGIを設定しやすく、達成するためにはどんな投稿を続ければ良いのか?という戦略を立てやすいという事も大きなメリットです。
    Twitterアナリティクスについては、別記事にて解説を行っていますので気になった方はそちらもご確認下さい。(>Twitterアナリティクスの活用方法)


  • 最新情報を発信する事ができる

    SNSを通じて最新情報を発信する事が出来ます。それらの投稿はフォロワーだけでなく、不特定多数のユーザーにも見てもらえるので、コーポレートサイト内のニュースリリースで告知するよりも多くの人にアプローチする事ができます。株式会社タカラトミーでは最新商品の発売予定日の告知や予約情報を定期的に発信しています。

公式アカウントのデメリット

Twitterで公式アカウントを運用することは大きなメリットが有ることが分かりました。しかしその反面、運用するには大きな労力が必要であり、注意すべき点も存在します。

  • 毎日投稿しないといけない

    SNSでユーザーからの評判を獲得する為には日々、商品の最新情報やユーザーの為になる情報、ユニークな投稿をし続ける必要があります。それに伴い「投稿するネタがない」という悩みも付き纏います。


  • 炎上の恐れがある

    SNSは評判を得られる反面、炎上をして評判を落とす可能性も秘めたツールです。実際に炎上が発生し評判だけでなく売上にまで影響が及び、コーポレートサイト内で謝罪文を発表した企業もあります。投稿する内容には最大限注意し、投稿する内容を考える人と、投稿する内容を確認する人を別々に用意する事が必須です。


実際に取り組む事

企業公式アカウントの運用を始めるにあたり、実際に取り組むべきことを紹介します。

  • 目標の設定

    Twitterを通して何を達成したいかをまず初めに設定しましょう。企業アカウントとしてとして設定する目的は主に以下の2つです。

    • 認知度を向上させて、購入に繋がるユーザーを獲得する
    • カスタマーサポートの一環としてユーザーからの信頼を得ることを目指す

    どちらの目的もユーザー目線での運用が達成のキーです。

  • アカウントのキャラクター設定

    目標が決まったら、どのようなキャラクターでアカウントを運用するか設定しましょう。主に「ゆるい」内容の投稿をするのか、「かたい」内容の投稿をするのかを設定します。キャラクター設定を考える際には自社のブランドイメージから乖離していないか、目標を達成できるかを考慮しましょう。

  • KGIやKPIの設定

    アカウントを開設後はKGIとKPIを設定しましょう。KGI(Key Goal Indicatori)は「重要目標達成指標」と言い、最終目標となる指標を表しています。KGIは「Twitterからの購入者◯人」など数値として計測可能な目標を設定します。
    KPI(Key Performance Indicator)は「重要業績評価指標」と言ってKGIを達成するまでの、過程を細分化した指標です。投稿に対する「いいね」「リツィート」「@ツィート」数といった「エンゲージメント数」を設定することが一般的です。「フォロワー数」はあまり目標として設定するのに向きません。その理由は「プレゼントキャンペーン」や「フォロー、フォローバック」で増やすことが可能であり、フォロワー数の多さがエンゲージメント数に直結しないからです。

  • 投稿&分析

    KGIとKPIの設定ができたら、投稿と分析を行います。効率よく運用するには、投稿しっぱなしにするのではなく投稿の分析を行う必要があります。Twitterの場合は「Twitterアナリティクス」を使用します。投稿に対する「インプレッション数」「エンゲージメント数」を分析できるので、ユーザーに受け入れられやすい投稿内容といった情報を得ることができます。

    Twitterアナリティクスのホーム画面

投稿する内容

  • 話題の内容や雑学の投稿

    ニュースやSNS上で話題の内容について投稿することは、ユーザーの注目を集める上で有効です。季節のイベント(お正月、エイプリルフール、クリスマスなど)や、「今日は何の日?」という投稿もネタとして使えます。マーベル公式アカウントでは「4/15 ヘリコプターの日」にちなんで、映画のワンシーンを紹介しています。


  • 自社製品の活用方法の投稿

    公式アカウントをフォローをしているユーザーは企業からの有益な情報を求めており「○○という製品は、このように使うと効果的です」という企業アカウントからの情報を投稿することは、ユーザーからの信頼を得る上で重要です。これらの情報のネタは、カスタマーサポートやヘルプサポートなどによく問い合わせが有る内容を取り上げると良いでしょう。


  • ユーザーへの積極的なリアクション

    「○○(商品名)を購入しました!」という投稿をしたユーザーに、「@ツィート」や「いいね」をするとユーザーから企業への好感を獲得しやすいです。株式会社コムニコによる調査(※)では、企業からのリアクションに対して「好感」を持った人が92%もいました。ファンを獲得するためにも、ユーザーへのリアクションは積極的に行う方が良いでしょう。


    (※参照「2020年に押さえておきたい!Twitterキャンペーン成功のコツ」|https://www.comnico.jp/we-love-social/tw_research)


  • プレゼントキャンペーン

    プレゼントキャンペーンは、プレゼントの用意や抽選を行う必要があり経費や労力が掛かりますがフォロワーを増やすには有効な施策です。


取り組む上で気をつける事

投稿内容をダブルチェックする

投稿するネタとして、SNS上やニュースでトレンドになっている話題について触れることはインプレッション数を増やすために有効である。と解説しましたが、これらの情報について投稿をする際は「中立な意見の投稿を出来ているか?」「誤情報ではないか?」「政治的な意見ではないか?」など、ダブルチェックを行い炎上を起こす原因を排除するように最大限注意しましょう。

まとめ

以上解説したように、SNSの企業公式アカウントは集客ツールとして絶大な可能性を秘めています。しかし、SNSは短期間で効果が出るツールでは無く長期的な視点を持って気長に取り組む集客ツールです。日々、投稿するネタを探したり、ユーザーに返信やイイネをしたり手間は掛かりますが企業価値の向上に繋がるので是非取り組んでみましょう。